税務監査って何?

税務監査についての基礎

税務監査と同族会社の特徴

税務調査が入るとなった時に、自分についている税理士が“味方”なのか“敵”なのかわからなくなってしまうことがありませんか?
経営者とそれを雇う税理士ということで、当然会社のいいようにしてくれるものだと思っている人も少なくないようですが、税務調査というのは税理士といえど嫌なものは嫌なものだと思います。なので、税務に関することについては監査される前に、最低限おさえておかなければいけないポイントというものがあると思われます。
まず、税務調査には、任意調査と強制調査(いわゆるマルサと呼ばれるもの)と2通りがあることはご存知だと思いますが、ほとんどの会社が受ける調査は通常“任意調査”のはずです。
そしてそんな嫌なイメージが強い税務調査ですが、同族会社の公私混同の是正、そして第三者による内部管理体制(監査など)のチェックなどは入るというメリットもあるんですよ。
知り合いの勤めている会社では社長がいて、専務がいてという普通の会社のようですが、同族会社で、社長と専務が兄弟。社長のお姉さんが専務を務めているそうです。でもその専務というのはトイレ掃除やちょっとした掃除をしているだけで、役員の手当てをがっぽりもらっているんだそう。他にも親戚同士でお正月やお盆休みに旅行にいったりして、社員の中では「会社のお金も使われているんじゃないか」という意見が出てきているのだそうです。これは明らかに同族会社の特有の「同族にだけの待遇」ですよね。
そしてその社長の姪っ子だとか甥っ子も雇い、辛い仕事は一切任せないで、普通の給料をあげているのだそうです。そんな情報が社員達に漏れているようじゃ、社員達にとってもおもしろくないはず。
こういったが事実であれば、今後やり方を改めていかないと、税務監査の際にも税務調査の際にも、きっと痛い目にあいますよね。思い当たる経営者は気をつけてくださいね。

税務監査・勘違い

よくインターネットなんかでもいろいろと調べていると、税務調査のことを税務監査だと勘違いしている人も結構たくさんいるようですね。まぁプロの方が出てきていることから、税務調査も税務監査もそんなに大差ないようには思うんですけどね。というより普通に企業に勤めている一般市民は税務調査も税務監査も関係ないですしね・・・。
こういったことに関してはやっぱり税務署や税務調査・監査などに詳しい専門家の方に質問するのが一番かもしれません。税務署の職員の人はこういったことを理解していないわけがないですから。
『税務監査』の意味としてはそのまま直訳すると、“税務”に関することを“監督”し“検査”すること・・・となるでしょうけど、まさにその通りに考えてまちがいないかもしれませんね。そして『税務調査』の意味を直訳すると、“税務”に関する実態や事実関係を明らかにする為に“調べる”ことだそうです。
税務調査にしても税務監査にしても、一般サラリーマンには関係ないことですが、税務監査にしても調査にしても、個人事業主の人とかは、曖昧なインターネット上の素人の意見を鵜呑みにするのではなく、ちゃんとプロの方に聞くようにして気を付けてくださいね。
そして監査にも色々とありますが、例えば公認会計士監査の対象は『大規模企業』だそうなので、監査業務は多数の公認会計士からなる監査
法人が行うことがほとんどなんだとか。大企業の決算数値というのは“個別企業の通信簿”であるばかりじゃなくて、“資本主義社会全体の羅針
盤”でもあるのだそうですね。監査はそれほどに大事な存在なんですね。

税務監査と会計監査

監査といってもいろいろな監査があると思いますが、監査というのは言葉の意味だけでいえば『監督し、検査すること』と書いてありました。税務調査と意味を同じように思う人もいるようですが、実は違うんですよね。
税務監査以外に会計監査というものがありますが、その会計監査とは財務諸表を利用する、「利害関係者」のために第三者が評価や検査をおこなって、その意見を表明することなんであそうです。そう言えば決算時期になると「公認会計士」が監査をしに来るなと思う人もいるかと思います。その「公認会計士」とは国家資格なんです。税務監査にその公認会計士が来ない企業も多くあるのだそう。
その違いといえば、資本金が5億以上か、負債が200億以上の企業、または上場企業、これらいずれかを満たしていると、その国家資格である公認会計士が監査をしに来るということのようです。
ちなみに、資本金や負債の条件を満たす企業が受けるのは「商法監査」、そして上場企業が受けるのは「証取法監査」と言われているもので、監査とは何をする事を指しているのでしょう?よく新聞やニュースなんかで、「粉飾決算」という言葉や、「有価証券報告書偽造」、「連結外し」・・・といっ
たような言葉を目にしたり聞いたりしたことがあるかと思うのですが、不正経理にかんする事件の後、よく目にするようになったかと思います。
監査とは、例えば株主が、配当が少なく感じるけど、本当にこれだけしか儲かっていないのか?もしかしたら、利益を過少に報告してるかもしれないとか、一般投資家などが株式投資をしようと思っていて、そのために業績を判断するための財務諸表を見ているのに、そこに嘘が書いてあったとしたらどこの企業が本当にいいのか判断できない。
といったような場合。こういった場合のために公認会計士による監査があるのですね。

税務監査と調査の準備について

税務調査におけることで大事なことは、なんだと思いますか?
普段からの帳簿の記帳をしておくという準備はもちろんですが、税務調査の準備に関して、どんどん積極的に税理士さんに聞くということが大事だと思います。税理士さんは今まで何回も税務調査に立ち会ったことがあるはずなので、税務調査される側の素人よりは、税に関することでも税務調査に関することでもかなりの知識がありますし、もし税務調査の時に立ち会ってもらうなら、税務調査までの準備についても詳しく聞けて、協力してもらえるはずです。それに、税務調査の当日は何か分からないこともあればその場ですぐフォローも入ると思います。税務調査の際にはとっても頼もしい存在ですよね。
税務調査というのは出来ることならば避けたいことですが、事業をしている人には一生避けて通ることはできないですよね・・・。
税務調査の日が決まると、それに対して準備を始めるわけですが、前にも言った“記帳”を普段からきっちりしておくことが大事なんですね。記帳というのは、会社の取引を記録すること。わかっていると思いますが、これは必ずしておかなければいけないことなんです。現金の出し入れを記録した「現金出納帳」、そして預金の出し入れを記録した「預金出納帳」、売上と経費の使用状況を記録したもの「売掛帳、経費帳」となるわけですが、こちらの方を適当にしないで普段からきっちりしてきた人は直前になって焦ることはないと思います。
この記帳をしっかりしておくことが税務調査の準備には大事なことの1つだと思いますよ。そして確定申告と税務監査といえば税務監査の方が楽だという話もありますから、まず税務監査について調べることも大事だと思いますよ。

税務監査の意味

税務監査についての色々を調べてきました。
税務監査を行う意味合いについても何となく理解。
とにもかくにも、3年分の領収書や請求書、給与に関する書類のチェックとなりますので、スムーズに提出することがとても重要。
毎月の決まった業務などとは違うものですが、自分たちの業績などの見直しをする意味でもプラスに考える方がいいのではないでしょうか。悪意を持った脱税などをしていない限りは、何も恐れることありません。
税務監査は自分たちの正しい会社経営の証明にもなります。
何事も前向きに考えるとさらにプラスになっていく気がします。
税務監査がもし来たらいつもと変わらぬ平常心で。
そうは言っても緊張でドキドキだとは思いますが、やましいことがない限りそれもちゃんと相手に伝わるもの。税務監査に関わらず、人間正直に生きなくちゃね。