税務監査って何?

税務監査についての基礎

貸借対照表について

税務監査で重点的に見られるというのが「貸借対照表の数値」だと以前にお話ししたかと思うのですが、この“貸借対照表”というのは、それぞれの各会社の決算書のひとつだと思えば分かりやすいかと思います。会社の財政状況を把握する為に大事なものです。だからこそ調べられる際には重点的に見られる部分なんでしょうね。
貸借対照表は「負債」「資産」「純資産」が一覧の表になっているのですが、この表というのが、会社の期末時点ではどのくらい資産があるのかわかります。当然借金に関しても。
見方を知っている人がこれを見れば一目瞭然というわけですね。
ちなみに【資産】というのが「流動資産」「固定資産」で、【負債】が「流動負債」「固定負債」、そして純資産がそのままで「自己資本」です。
まず流動資産についてですが、それぞれの企業によって若干の違いはあるものの、一般的には流動資産とは科目としては“現金化しやすい”ものを記載するようですね。
その科目とは、そのまんまなのですがまず現金。そして売掛金。当然ながら預金などもこの流動資産の科目に当てはまります。
そして流動負債についてですが、これは返済予定がたっているというか、比較的返済が早いと思われるものを記載するようです。
例えば未払い金、短期借入金などではないでしょうか。
このように、調査されることに関してですが、色々な項目を一気に調べられ上げることは税務調査となんら変わりはありません。
なので気を抜かずに日頃から帳簿類や決算書などの内容をきちんと把握しておき、いざという時にすぐに対応できるようにしておくことが大事なことです。

違いとは?

個々で言っている税務監査という言葉や税務調査というものを耳にしたことがあると思うのですが、このふたつの具体的な違いがはっきりとわかっている人って、その道のプロでもない限りなかなか少ないのではないかと思います。
このふたつの何か大きな違いと言えば、税務監査が“貸借対照表の数値”を詳しく調査することが主な仕事だとすると、税務調査は、“損失や利益のこと”を中心に調査するのが仕事ではないかと言われています。もっと細かいことを言えば他にも違いがあるのかもしれませんが、私達のような素人でもわかりやすくいうと、このふたつの仕事にはそのような違いがあるように思います。
双方の具体的な仕事内容で言えば、「目の付けどころは違えど、基本的にやっていることはほとんど変わらない」のかもしれませんね!
他にもこのふたつの違いがあると言えば、税務監査は組織的に行われるというイメージが強いのですが、税務調査というと、あまりそういった印象がありません。もちろん組織と言えば組織なのですが、独自に動いているというイメージが私の中では強いです。
そして具体的な内容のマニュアルがあるかどうかというところも違いがあると思います。実際にマニュアル本のような冊子みたいなものが1人1人に配られて、「じゃ、その通りに行なってくださいね!」というような接客マニュアルのようなものではないでしょうが、大体どういった流れでどういった風に進めていくかなどは、あらかじめ決まっていると思います。
実際にこういったものの2つにに立ち会った経験があるという人は結構少ないと思うのですが、実際にどちらかにでも立ち会ったことがある人の意見や様子を聞いてみたらイメージできていいかもしれませんね。